久能ブランド 石垣いちご
久能ブランド 石垣いちご
新鮮さはもちろん

いちごの話し

 

石垣いちごの由来

 日本平南面の斜面に展る一大苺産地は全国にも類例をみない石垣苺の特産地である。其の由来は古来数説あるがいずれも信憑性にかけている。明治三十四年頃からエキセルシュア?の路地栽培が行われ十月に定植され、一月から五月に収穫された記録が十五代新谷啓太郎氏の作事日記に残っている。石垣苺の発生に増の萩原清作氏により明治四十年頃から始められたと言われ、また折戸の柴田両太郎氏が明治二十六年頃苺の苗を導入したとも言われている。また、一説には明治二十九年久能山東照宮の宮司、松平健雄氏がアメリカの友人よりビクトリアの苗を入手し明治三十三年転任する際車夫の川島常吉氏にあたえたが、たまたま鉢植の苺の苗よりランナーが伸びて、石垣にからみ真赤な実をつけているのを見て、石垣苺のヒントを得たと言われている。翌三十四年には五百本を栽培したが、たまたま商業的農業経営に関心を持っていた萩原清作氏がこれを知り本格的な石垣栽培にふみきり、現在の石垣苺の基礎を築いたと言われている。以上、石垣苺の始祖には数説があってなんとも断定はできないが萩原清作氏により拡められたことは確実である。始めは天然の玉石で石垣を積みその間に植えつけられたのであるが、大正十三年動力揚水器が導入され石垣苺の由来看板作業面が非常に簡素化され翌十四年には当家の十五代新谷啓太郎により初めてコンクリート板の石垣が発明されるに及んで比の地方の石垣苺栽培は益々発展して行ったのである。生食用の苺は五十種類余あるが当地で栽培されたものは最初エキセルシュア ビクトリア 福羽苺 四期成性堀田ワンダーである。現在では麗紅、するがエース、久能早生などが栽培されている。以上石垣苺の由来を述べて皆様の参考に供する次第です。

農林省統計調査部編集「清水市増石垣苺実態調査」及静岡県経済部発行「静岡いちごのあゆみ」より                      昭和四十五年六月 園長

 

食べ方いろいろ

園内でたくさん食べようとしたら

最初はミルクをつけずにそのまま食べます。その後でミルクをつけると別の味になり、たくさん食べられます。特にあきひめは甘みが強いので最初からミルクをつけてしまうと、早く満足感に達してしまいます。

おみやげで買って帰ったら

 そのまま食べる

洗わないで食べて下さい。洗ってしまうと水っぽくなってしまいます。

 練乳をつけて食べる

今のいちごに酸味は少なく、そのかわり甘さが強くなっています。練乳(コンデンスミルク)はほんの少しつけるだけにしておきましょう。このあたりはお好みでどうぞ。

 砂糖をつけて食べる

甘さはそのまま食べる時より強くなりますが、練乳ほどではありません。いちご本来の味にちょっと物足りない人にはお勧めです。

 つぶして食べる

深めの皿に取り、お好みで砂糖、練乳を加え牛乳を入れて、スプーンの裏でつぶして食べます。ちょっとお行儀が悪いのですが、栄養的にもバッチリでおいしいです。

 チョコレートをかけて食べる

チョコレートと言っても、固形ではなく液状のものです。すごく甘いのがお好きな人はどうぞ。

 いちごクラッシュ

へたを取った後、水で軽く洗い冷蔵庫で凍らせます。食べるときはミキサーで砕いて食べる。お好みで砂糖やミルクなどを加えます。日保ちするので、夏のデザートにおすすめです。

 ジャム

へたを取り、水で軽く洗います。砂糖をいちごの重さの3割〜5割(お好みで増減して下さい)入れて鍋で煮ます。焦げやすいのでかき混ぜながら煮て下さい。いちご1kgあたり10分程度煮るのが目安です。自分流のジャムが作れます。ジャム用いちごも4月以降でしたら販売いたします。お問い合わせ下さい

 いちごシェーク

へたを取り、水で軽く洗います。いちご4〜6個、牛乳適量、砂糖小さじ2程度(お好みで加減)をミキサーに入れて、撹拌します。後は適当な容器に移し替え、冷蔵庫で冷やしてお召し上がり下さい。ヨーグルトを入れるとヨーグルトシェークになります。

 いちご水(シロップ)

へたを取り、水で軽く洗います。大きめの鍋にいちご、砂糖(お好みの量)と順番に重ねて層を作るようにしていきます。そのままふたをして涼しいところで5〜6日おいておきます。いちごが浮かんでくるので取り除き、残った水を沸騰させればできあがり。

 いちごのアイスクリーム

いちご600g 生クリーム1個(市販のホイップクリーム) 砂糖250g 分量は目安です。
@いちごをミキサーでつぶし、砂糖を混ぜる。A生クリームは角が立つくらい泡立てておく。
@とAをさっくりまぜあわせ、型に入れて冷凍庫で凍らせればできあがり。

 


石垣いちご狩り 苺華園(ばいかえん)
424-0915 静岡県静岡市清水区増240番地

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